top of page
執筆者の写真東都 BaseballWeb

中央大学リーグ開幕直前インタビュー:古賀悠斗主将

新型コロナウイルスの影響で春リーグが中止になるなど異例尽くしであった昨年。今回、開幕を迎えるにあたって新主将の古賀悠斗(法4=福岡大大濠、捕手)にチーム並びに自身の現状について聞いた。(取材日・2月24日、聞き手=後藤寛太、竹内賢心)     



ーー今感じている課題

自分は今年から主将という形になって自分の調子だけでなく主将としてチームのことをまず第一に考えて、どうやったら勝てるのかとか、どうやったらみんながやりやすい環境で試合臨めるかを考えるようにしてます。


ーーリードする上において最も大切にしていること

自分がリードする上で大切にしていることはまずは自分じゃなくてピッチャー第一に考えることです。


ーーチーム内で一番受けやすい選手

受けやすいのは皆川(喬涼、法4=前橋育英)です。常に1年の頃からバッテリーを組んできたんで、皆川の球っていうのが、受けやすいし、どういうふうにしたらいいのかっていうのも、わかってきているので一番受けやすいのは皆川なんですけど、受けにくいっていうとなんかちょっとあれなんですが、1年生などはまだ皆川とかに比べると自分とのバッテリーの時間っていうのは少ないので、もうちょっと1年生との距離というか、コミュニケーション取っていけば、もっと1年生のピッチャーの子たちも気を使わず思い切り投げられるのかなと。また自分も何かこう、駄目だったり、ストライクが入らなくなったときに、こいつならこうすれば大丈夫だっていうのを、見つけられるのかなと思います。


ーー送球の際に腕や肩の使い方等で何か意識していること

全ての動作において素早く、自分は投げるのが得意なので、投げるときは腕だけではなく、胸骨を使って投げるようには常に意識しています。


ーーセカンドまでの送球の自己ベスト

正確な自己ベストは自分もよくわかりませんが、1.80ぐらいです。でもやっぱりプロに行ったり、リーグ戦でも足速い選手などが出てくるので、イニング間の送球であったり常時、1.7台を目指したいです。


ーーバッティンングで意識すること

自分は大学にきてからすごく打てなくなって悩んでいて正直にいうと打撃の部分ではなにかが掴めたかというと掴めてはおらず、自分は体が開いちゃう癖があるので開かないように常に意識してバッティングをしています。



ーー新主将に選ばれたときのその心境

自分が1年生で中央大学に入学した時から、監督からお前が4年生の時にはキャプテンになって引っ張っていく立場になるんだぞと言われてきたので少し、最初はキャプテンとして相応しいのかなと言う気持ちがあったんですけれども、今はなった以上はやらないといけないという気持ちです。


ーーどのような先輩を目指しているか

同じポジションのキャッチャーだったら古賀さんみたいになりたいっていうふうに思ってもらいたいです。どのポジションであっても、野球とかではなくて、人間性。人間的にいい人だな。キャプテンとしてしっかりしてるなとか、プレーではなく自分は他の人間的な部分で評価されたいです。


ーー自身が目指すキャッチャー像

守備でも、打撃でも、あと、チームの雰囲気、チーム的にも、何とか古賀に回せばとか、古賀がここで止めたらとか、リードで助けてくれたらとかみんなに頼られるような選手を目指したいです。


ーー現時点で古賀主将が投手で注目している中大の選手

やっぱりエースである皆川は自分もあいつの球を1番受けてきたし、あいつも自分と共に苦しい戦いを戦ってきたので皆川は今年の優勝のキーマンかなとは思います。


ーー野手の方で注目している選手

野手は副主将でショートを守っている中川(拓紀、商4=宇治山田商業)だったり、外野で自分の一個下になるのですが大学ジャパンに入った森下(翔太、商3=東海大相模)だったり、その2人が活躍するかでチームの勝敗が左右してくると思います。


ーー昨年のチームとは異なる点。

去年、どちらかというと、ひたすら打っていくというチームだったのですが、今年はランナーが出たらバントで送って次のバッターが打ってというような野球のセオリーで、いかにセオリー通りにできるかって所が去年と違う所です。打順の所で、みんなが打つのではなく、誰もがバントできる、誰もが塁に出ることができる。その辺が去年と違うところです。


ーー大学球界のみならず、プロ野球野球関係者から注目されることについて

自分の夢であるプロ野球関係者の方から、注目をいただいているというのは凄く嬉しいのですが、あくまでそこは自分の目標であって今は中央大学野球部として、また中央大学野球部の主将としてやっているので、そこは嬉しいですが気にせずというか、まずチームのことを考えてやっていればおのずと自分の結果も出て、そういう方からの評価も頂けるのかなと思うので、意識したりはあまりしていません。


ーー今年のリーグ戦は例年とは違って、7チームで戦うことについて

7チームっていう今までしたことない戦いなのですけど、そこは関係なく自分たちは上を目指すだけなので、下は見ずに上だけを見て戦っていきたいなと思います。


ーーチームの優勝、ドラフトに向けて一番アピールしたいポイント

チームはもちろん、リーグ優勝というのを目標にやっていて、自分のドラフトに向けてはやっぱり肩などは評価していただいているんですけれどまだ打撃の方が評価されていないので打撃の方でアピールできたらいいなと思います。


ーー春のリーグ戦に向けての意気込み

春のリーグ戦は絶対にリーグ優勝を成し遂げて、自分たちにとってもラストシーズンなので最高の締めくくりを、まだ春なのですが春で優勝して秋も優勝する形でやっていきたいと思います。


                中大が誇る強肩強打の正捕手。神宮のホームを守り抜く

閲覧数:114回0件のコメント

最新記事

すべて表示

【お知らせ】東都ベースボールWebについて

平素よりご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。 東都ベースボールWeb編集部(以下、弊部)編集長の須之内です。 ここまで私たちは一部大学新聞部への写真提供やその他学生新聞部を持つ学校の記事を一括で見れる環境の創造を目指し活動をしてまいりました。...

Comments


bottom of page