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執筆者の写真東都 BaseballWeb

相手投手陣を攻略できず、今リーグ5敗目を喫するー東都大学野球秋季リーグ戦 対国学大1回戦

10月27日 神宮球場

チーム 123 456 789=R H E

中 大 000 100 000=1 5 0

国学大 100 002 000=3 12 1

[中]皆川、湯澤、石田裕ー古賀 [国]上出、諸見里ー福永

[本]なし

◆スタメン◆

1[中]五十幡亮汰(法4=佐野日大) 2[三]中前 祐也(法1=浦和学院) 3[一]内山 京祐(文4=習志野) 4[二]牧  秀悟(商4=松本第一) 5[右]森下 翔太(商2=東海大相模) 6[左]倉石 匠己(経4=東海大市原望洋) 7[指]北村 恵吾(商2=近江) 8[捕]古賀 悠斗(法3=福岡大大濠) 9[遊]中川 拓紀(商3=宇治山田商)

P   皆川 喬涼(法3=前橋育英)

2勝4敗で迎えた国学大との一戦。連敗の流れを止めるべく前の試合から打順を大きく組み換えて挑んだものの、上出・諸見里(ともに国学大)の前に打線が繋がらず3連敗を喫した。



今季初の先発を務めた皆川

初回、久しぶりのスタメンとなった中前がヒットで出塁すると相手のエラーも絡み2塁まで進みチャンスメークに成功。続く内山もヒットと盗塁で一死二、三塁までチャンスを拡大するも後続が打ち取られ先制点はおあずけとなった。

続く裏の守り、中大の先発を任されたのは前の試合で好リリーフをみせた皆川。無失点で抑えチームを勢いづけたいところだったが、先頭打者に初球をライト前に運ばれると、犠打でランナーを二塁まで進められ一死二塁のピンチ。迎えた3番川村(国学大)に、レフトの頭上を越えるツーベースを打たれ、先制点を許す苦しい立ち上がりとなった。



▲この試合2安打1盗塁の活躍をみせた内山

2回、3回は両投手が粘りの投球を見せ、スコアボードに0を並べた。

試合が動いたのは4回、牧主将が2ストライクと追い込まれてから持ち前の選球眼で四球を選び出塁すると、森下がレフト前ヒットで続き初回と同様に一死二、三塁の場面を作る。ここで打順が回ってきた倉石がきっちりセンターへ犠牲フライを放って1点を奪い、1ー1の同点とした。



▲気迫のヘッドスライディングをみせる牧主将

初回以降は安定した投球をみせていた皆川だったが、6回に2本のヒットでピンチを招くと、9番の福永(国学大)にショートへのタイムリー内野安打を打たれ、2点目を献上した。続く途中出場の綾(国学大)にもタイムリーを浴び、痛恨の1点を追加されたところで皆川は降板。後を託された湯澤卓己(文3=星野)が火消しに成功したものの、この回2点を奪われ勝ち越しに成功された。

7回裏、湯澤が2アウトからランナーを出したところで石田裕太郎(経1=静清)に交代。今季安定した投球を続ける石田はこの回を0に抑えると、続く8回も無失点に抑える好リリーフをみせた。



▲6回途中から登板した湯澤

援護したい打線だったが、6回からマウンドに上がった諸見里に対し序盤こそチャンスを作るものの、「立ち上がりのところで1点とれていれば」(清水監督)とそれ以降は得点には結びつかず。流れを変えるべく8回に坂巻尚哉(経4=千葉経済大附)、9回には宮井健成(商3=星稜)を代打で送り込んだものの、チャンスを作ることができず1-3で試合終了。痛恨の5敗目を喫した。

試合後、昨日のドラフト会議で日本ハムから2位指名を受けた五十幡は今日の朝、ドラフトの実感よりも「このチームで戦えるのもあと4試合か、と思った」と胸の内を明かした。このチームでの戦いも終盤戦に突入。残りの3戦、チーム一丸となり、一つでも多く勝ちを重ねたいところだ。

◆試合結果◆

●中大 1—3駒大〇(国学大1勝)

お知らせ

次戦は10月28日に9時から神宮球場にて行われる対国学大2回戦です。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

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