top of page
執筆者の写真東都 BaseballWeb

投打かみ合わず…東洋大に完敗し同率最下位で幕を閉じる

東都大学野球秋季1部リーグ対東洋大2回戦が11月4日、明治神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。 駒 大000 000 010=1 東洋大421 010 00×=8 <打者成績>       打安点 (8)若 林410 (9)与 倉300 9 佐(勇)藤000 (4)林 (琢)220 (7)鵜 飼410 (5)新 田200 5 小 西100 H 神志那100 (D)緒 方300 (6)小 園300 (2)前 田100 H2 岩 本211 (3)谷 本300 〈投手成績〉            打安点 ●佐々木(健) 0 1/3 634 山 本 1 2/3 1022 石 崎   1 411 竹 本   5    1931 コロナ禍で迎えた今季の最終戦となる対東洋大2戦目。 先発のマウンドに上がったのは今季初先発の佐々木健太(市2)。1回裏、いきなり無死一二塁のピンチを作ると、中前適時打を浴び先制を許す。その後も常に走者を背負う苦しい投球が続き、左前適時打で2点を失い降板。継投した山本寛大(法3)も併殺崩れの間に1点を失い、初回から4点を追いかける展開となった。 その後も勢いづいた東洋打線を食い止めることはできず、山本が2回裏に適時打と暴投で2点を失うと、続いて登板した石崎佳以(商2)も3回裏に1失点。3投手で3イニングを投げたが、計7失点と振るわなかった。 7回まで無得点の打線は、8回表に途中出場の岩本皓多(経1)に今季第一号となる右越本塁打が飛び出し一矢報いる。9回裏にも先頭の林琢真(市2)が右前打で出塁しすかさず盗塁。チャンスを作るも、後続が倒れ試合終了。昨日の猛攻から一転、わずか1得点に終わり、投打ともに噛み合わず、黒星での幕引きとなった。チーム成績としては東洋大、中大と同率最下位となり全試合を終えた。 なお、4回裏からは昨日完投勝利の竹本祐瑛(法4)が登板し、5回を投げて1点に抑える好投を見せている。


今季最初で最後の本塁打を放った岩本=明治神宮球場で(近藤 龍撮影)

打率4割で首位打者を獲得しベストナインに選出された与倉

最多打点・本塁打王となりベストナインに選出された若林

今季計51回と1/3を投げた大車輪の竹本 ◆大倉 孝一監督 「(シーズン前からの投手陣への不安があった)シーズン前は村越、福山でリズムを作っていくという計算だったが、シーズンに入ってそれができなかった。今日の試合も(投手陣の)面子が(普段と)違うが、二戦を含めた(投手起用の)考え方がずっと成立しなかった。 (若林、与倉ら上位打線が好調だった)そうですね。三節目以降はずっと一勝一敗。最初の立ち上がりの二節まで(投打の)噛み合いがうまくいかなかった。打つ方も安定しているとは言えないが、ある程度(得点を)作ってこられた。(シーズンの)立ち上がりの五戦までが噛み合わなさすぎた。(与倉について)打撃は長打力こそないが、思い切りがいい。追い込まれてからも粘れる。また誰よりも前向きという面が、監督に(彼を)起用させる要因。ただ安打は出過ぎです(笑)。そんなことよりも、犠打を二つ失敗したことと、四球を取れてないところが(気になる)。(戦い方の総括)勝ち点制が無いなかで優勝を狙ううえで、(同一カード)二戦を取りに行くことがリーグ初のプランだった。どの二戦をとりにいくかをずっと考えてやってきた。とにかく一戦一戦、いるメンバーで(勝利を)とりにいった。 (今季を経て得られたもの)投手陣が最重要課題ではあるが、前半の負けはミスが絡んでのものだった。投手がいようがいまいが、本塁打を量産する打者や首位打者を取る選手がいようがいまいが、ミスが出ないでほしいというのが鉄則中の鉄則。(四年生について)この四年間頑張ってきたメンバー。春のリーグも無く活躍する場がなかったから、できるだけ機会があれば(出そうと考えていた)。彼らを出すことによって、今日ベンチに入れなかった四年生たちも、それを感じるでしょうし。よく頑張ってくれた。お疲れ様という気持ち。僕の人間性が出たんじゃないですか」 ◆若林楽人(現4) 「(主将として今季の総括)竹本が二人いれば良かった。(やり残したことは)優勝を目指してやってきたので、悔しい気持ちはある。このリーグ戦で成長した部分も感じられたので、これからも小さな積み重ねを大事にして、頑張っていきたいと思う」 ◆与倉良介(法2) 「(自分の中で変わったことは)先輩方が毎打席打つ前にアドバイスをしてくれた。緊張したが、相手の投手の情報だったり、いろいろな準備だったりをしっかりしてプレーすることができた。(技術的、精神的に変えたこと)4年生が最後のシーズンということで、何をしているんだという打席を絶対に作ってはいけないと思った。強気で投手に向かっていった。 (ファーストストライクからという意識)はい。(打率四割で首位打者)先輩の分も一打席一打席を集中して、たくさんの準備をして打てた結果が、四割につながった。(規定到達への気持ち)タイトルを意識してしまった。いつもより気持ちが前に出過ぎてしまった。(過去の首位打者は錚々たる顔ぶれ)自分でもびっくり。(首位打者獲得は今後につながる)まさかこんなに安打が出るとは思わなかった。リーグ戦で打つことができて、これからにつながった」 令和2年度東都大学野球秋季1部リーグは全試合終了しました。 皆様のご声援ありがとうございました! コマスポ公式Instagramでは記事に載せきれない写真を掲載中です。 ぜひご覧ください。


閲覧数:14回0件のコメント

最新記事

すべて表示

【お知らせ】東都ベースボールWebについて

平素よりご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。 東都ベースボールWeb編集部(以下、弊部)編集長の須之内です。 ここまで私たちは一部大学新聞部への写真提供やその他学生新聞部を持つ学校の記事を一括で見れる環境の創造を目指し活動をしてまいりました。...

Comments


bottom of page