東都大学野球秋季1部リーグ対中大2回戦が10月7日、明治神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
駒 大130 100 000=5
中 大000 000 021=3
<打者成績>
打安点
(8)若 林533
(D) 与 倉530
(5)新 田500
(7)鵜 飼522
(2)前 田410
(6)緒 方200
(4)小 園210
(9)藤 田400
(3)谷 本300
〈投手成績〉
打安点
○竹 本 8 3672
福 山 1 721
4号本塁打を放ち生還した若林=明治神宮球場で(近藤 龍撮影)
この日鵜飼は適時二塁打と本塁打を放った(石井 颯撮影)
竹本は8回158球を力投(近藤 龍撮影)
8回裏2死満塁で空振り三振に打ち取った竹本(石井 颯撮影)
なんとしても勝利して後半戦に入りたい対中大2回戦。1回表に若林楽人(現4)が左前安打を放ち、その後盗塁などで2死三塁とすると鵜飼航丞(商3)が中前適時二塁打を放ち先制に成功する。2回表も攻撃の手を緩めず、相手の失策などで2死一、二塁とすると若林の今季4号となる左越え3点本塁打が飛び出し、点差を広げる。5回表にも鵜飼が2試合連続となる左越え本塁打を放ち、計5点の先取に成功した。
一方投げては今季2度目の先発登板となった竹本祐瑛(法4)。7回裏までに3被安打、2イニングを三者凡退に抑える力投を見せた。しかし8回裏左越え2点本塁打を浴び、2失点。その後も左前安打と四球などで2死満塁のピンチを迎えるも、後続打者を空振り三振に抑え追加点を与えなかった。9回裏に福山優希(社2)に交代し2人を打ち取るも、四球と左前、右前安打を浴び満塁に。そこに四球を許し押し出しで1失点。しかし続く打者を三振に打ち取り試合終了。逃げ切りに成功し、昨季リーグ首位の中大から待望の今季初白星を獲得した。
◆大倉 孝一監督
「(先行できたのが大きかったか)はい。試合を優位に進めることができた。(竹本の内容について)出来が物凄く良かった訳ではないが、粘って投げてゲームを作ってくれたと思う。(今季初白星を挙げたが)一試合一試合を全力で戦って一試合でも多く勝つということでこれまでもやってきた。勝利したことで後半戦への勢いがつくと思う。(若林の本塁打量産について)元々ポテンシャルを持っていたので、これまでは結果がついてかなかっただけだが、4年生になって経験値を積んで、適応能力が向上した結果ではないかと思う」
◆若林 楽人(現4)
「(連敗を止められたことについて)勝てて嬉しい。(連敗中は苦しかったか)苦しかった。(今季4本目の本塁打を放ったが)チームはチャンスで一本が出ないことが多くて、その中で自分にチャンスで打席が回ってきたので見本となるバッティングが出来ればということを考えていた。バットの先だったのでスタンドに入ってびっくりした。強くバットを振った結果だと思う。(後半戦に向けて)ここからも小さな積み重ねを忘れず、勝ち星が続くようにやっていく。(ドラフト前最後の試合だったが)いい形で前半戦を終われたので、これからも前半戦同様チームの為にやっていく」
◆竹本祐瑛(法4)
「(今日の試合を振り返って)中大の打線は切れ目がなく、どの打順もでも強く振ってくるバッターが並んでいたが、勝負どころで粘るピッチングということができた」
【お詫び】
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次戦、1部リーグ対立正大第1回戦は10月27日(火)9:00~明治神宮球場で行われる予定。
■明治神宮球場へのアクセス
JR中央線 千駄ヶ谷駅 徒歩15分
JR中央線 信濃町駅 徒歩15分
銀座線 外苑前駅 徒歩5分
大江戸線 国立競技場駅 A2出口より徒歩10分
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