東都大学野球秋季1部リーグ対立正大1回戦が10月27日、明治神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
立 大012 000 000=3
駒 大100 010 50×=7
<打者成績>
打安点
(8)若 林420
(D)与 倉523
(4)林 (琢)310
(7)鵜 飼324
(5)新 田300
(2)前 田410
(9)藤 田310
H 岩 本100
9佐(勇)藤000
(6)小 園210
(3)谷 本300
〈投手成績〉
打 安 点
村 越 2 1/3 14 3 3
福 山 0 0/3 2 2 0
佐々木 1 2/3 7 1 0
○竹 本 5 18 1 0
今季3本目の本塁打を放った鵜飼=明治神宮球場で(近藤 龍撮影)
埼玉西武に4位指名された若林
5回表から交代し6奪三振を奪った竹本
本塁打を放ち塁を回る与倉
けがから復帰し二塁打を放った林
1回裏に与倉良介(法2)が公式戦初となる右越え本塁打を放ち、先制に成功する。先発に上がったのは村越祐野(歴3)。1回表は無失点で抑えるが、2回表に2本の安打で、1死二、三塁のピンチを迎えると、中前適時打を浴び同点に追いつかれる。3回表には二つの四球などで1死二、三塁とされると適時内野安打と右前適時打を浴び、さらに点差を広げられた。援護に出たい打線は5回表に交代した竹本祐瑛(法4)の好投に応える。5回裏に林琢磨(市2)が右越え二塁打を放ち2死二塁とすると、鵜飼航丞(商3)の右前適時打で点差を縮める。7回表には若林楽人(現4)の左前安打などで1死一、三塁とすると、与倉が右越え二塁打を放ち逆転に成功。さらに四球で1死一、二塁とすると今季3本目となる鵜飼の中越え3点本塁打が飛び出しこの回計5得点。その後は竹本が好投し相手に点を与えず試合終了。2年半ぶりに立正大から白星を獲得した。
◆大倉 孝一監督
「(竹本投手に交代して流れが良く変わったが)竹本を入れるタイミングができた。佐々木が4回(表を)0点で抑えてくれたので竹本につなぐことができた。(育成ではなく社会人で給料もらってやった方がいいという考えは)それはある。しかし今回はいろんな状況考えて、ドラフトが社会人を取らない、3年の時に活躍が出来てない、春に活躍できる場所がなかったなどを考えた上で彼らの将来性を考えた。ただ単に駒沢だから育成はなしということはない。(2年でさよならということもあるが) それでも今はプロから社会人ということもありえる。様々な環境があるから、彼らの可能性を常に考えている。(支配下になってもらって活躍してほしいですね)僕は知りません(笑)行ったらがんばれ。4年間でつけた力を使って、行った先で対応してほしい。(竹本のドラフト指名) 上位指名でなければ社会人でやり直そうということは話していた。昨日の夜、話をしてすっきり次の目標を設定して頑張ろうと」
◆若林楽人(現4)
「(ドラフト終わって気持ちに変化は)グラウンドに立てばいつも同じ気持ち。特に変化はない。(なかなか勝てなくて苦しいシーズンだったと思うがどうだったか)残りの試合を4連勝したい。2週間そういう意気込みで練習していた。一戦一戦を積み重ねていきたい。(埼玉西武からの指名)やれるチャンスをもらえた(今日は打てる球があったが)打ち損じがあったが修正できた。それはそれでよかった。(今日の試合を振り返って) 集中打が多く出たことがよかった」
◆前田研輝(商4)
「(改めて指名を受けて気持ちは)ほっとしたのとうれしい。(ジャイアンツのイメージは)伝統があって強いチーム。まずしっかり自分ができることをやっていきたい。(これからどうアピールしていくか)ピッチャーを引っ張って、勝つためにできることをする。(今日の試合を振り返って)打撃ではボール球を打たされた。修正して明日につなげたい。(リードはどうか)竹本が投げ切れたのは良かった」
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次戦、1部リーグ対立正大第2回戦は10月28日(水)14:00~明治神宮球場で行われる予定。
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